アイルランドの首都であるダブリンを出てから、UK、ドイツ、香港を経由して中三日で到着したローサー・アコースタ。
第一印象は思っていたより大きい。
以前手元においたC40ハークネスとほぼ同じように見えます。
いずれもCWバックロードの本筋であれば、その音道は6フィートは確保されているでしょうから、似通っているのも当然といえば当然か。
それにしても作られてから半世紀を経過したことを考えれば、キャビネット(英国モノはエンクロージャーと呼ぶよりキャビネットと呼ぶほうがお似合いの気がして・・・)は十分に美品の範疇に入るでしょう、さすがにニス仕上げの塗装にヤレは見受けられますがそれも貫禄。
ユニットも大過なく見えます。
もちろんキャビネットも純正オリジナル。
去年、ヴォイトの戦後初モデルであるPW-1を入手し損ねてから、密かに(?)ローサーのTP-1を追っかけていたのですがめぐり逢えず、よしんばめぐり逢えていたとしても、我が如雨慈庵にこれ以上コーナー・ホーンを設置するゆとりはなく、そんなときにレクタンギュラー・タイプのアコースタと出会ったのはなんとも僥倖でありました。
さて、これで何を聴く?
さぁ、これをどう鳴らす?