さる国内有名どころのマスタリング・エンジニアによれば、最終的なデジタル・アウトに使用するADコンバーターは「Pacific Microsonics Model Two」と「スチューダーD-19」を、そのときどきの感性や音源で使い分けるのだという。
パシフィックによれば、HDーTRACKSで配信されているハイレゾファイルで最人気の「ワルツ・フォー・デビー」はModel Twoでコンバートされたとのこと。
そのほか、このような作品も紹介されています。
すべての音がデジタルの関門をくぐる如雨慈庵システムとすれば、一度はこの手で試してみたい憧れのプロ機ではあるけれど、$20,000なんぞと聞けば、もちろんアナログ全盛時のアンペックス、スチューダー、スカーリーといったマスター・レコーダーのコストに比べていかにもリーズナブルになったものとの思いもあるけれど、そうはいっても、おいそれと手の出せぬ高嶺の花・・・
けど、またまた例の魔窟の啓示を受けて、なんとなく鼻先をチラチラするものが・・・
一度、厳然たるプロ機の、そのスペックには表れぬ真髄を確かめたくて、物色するのはちょいとトリッキーではあるけれど、ここらあたりが限界かな・・・