TD124のフォノケーブル、カートリッジ出力から直にバランス接続で初段アンプに接ないでいるわけですが、その結果はまったく素晴らしい。
というわけで、放ったらかしていたRCA-70のほうもようやっとケーブル作製、で、直にバランス接続で・・・
効果は意外なところに現れて、如雨慈庵システムではフォノイコライザー・カーブを三十数種から選択できるのですが、このカーブへの対応力と云うか、切り替えた際の反応が明瞭になった・・・
ところで、RCA-70に、と云うより如雨慈庵に新たななお守りが・・・・
プレーヤーの右隅、バカラのガラスブロックに乗っかった小さなもの・・・・
正体はこれ、平安時代末期の甲冑仏(武士が出陣に際して兜に忍ばせた仏像)・・・全高5センチにも満たない小さなものですが、そのディテールは驚くほど。
私の前ボスが、十数年前に奈良の骨董店で求めて、常に座右と云うか机上に祀っていたのだとか・・・・
夏前に「お前が持っていろ」と託してくれたのですが、齢を歴て、些か切れやすくなった感情の緒を、これを傍において我慢せよとのありがたき思し召し・・・
本業はロートル艦長ですが、今年は裏稼業があれこれ鬱陶しく、そんなぼやきを気遣っていただいた・・・・
まぁ、潮時は世の常・・・・考える こと多き身の 時雨かな (ほんまは台風やけど・・・・)