スピンドル、がらがらギクシャクカックンのPHILIPS207・・・・
トルクスドライバーも届いて、解剖にかかります。
基板も、今様の混み混みと比べて、のどか、と云うかまっこと、大らかですな・・・
ここらが730の整然とした基板と大違いですが、いやいやこれがよろしおまんねん、なんというても、自分で弄れる!
ピックアップのインシュレーターもまったくヘタっている様子はありません。
マウントから取り外したCDM2ピックアップユニット・・・・
不具合はこの裏面、モーター軸に嵌合されたスピンドルにあるのですが、これがぴったり嵌っていて抜・け・な・い・・・
くそっ!と崩壊覚悟の馬鹿力・・・やっと抜けましたがな・・・
外れたスピンドルをよく見ると、何やら黒い粒がくっついてます。
何かと見れば、小さな磁石粒・・・・
モーター軸受けの凹部に接着されていたものが剥離したらしく、これがスピンドルにくっついて悪さをしていたものと判明しました。
モーター軸の微小なガタを抑えるために磁力でテンションを掛けるための仕掛け・・・
早速、元の位置に貼り込みます。
スピンドルを元通りソロリソロリと軸に押し込み、無事装着。
指で弾いてやると、おー、スムーズにクルクル独楽鼠のごとく廻りまんがなぁ・・・うれしなぁ・・・
スピンドル外す際に、どっかへ飛んで行ってしもうたCDガイド用の三角帽子も、えらい離れた絨毯の隅で発見!
すべてのユニットを元に戻して、エネルギー注入・・・・何といううことなく、鳴ってくれました!!
あぁ、うれし
けど、これは復元が叶いませんでした。
ピックアップの上面に貼られていたアルミの保護プレート。両面テープでしっかり貼られていたので、無理やり剥がしてこんな有り様に・・・けど、無くてもどうっちゅうことなく鳴ってくれてます、はい・・・・・
というわけで、2台の207持ちとなったひこちゃん、これで死ぬまで大丈夫・・・・
730やとこうはいきまへん、いかなせんせでもケンちゃんでも1台づつでっさかいね・・・・あっ、あかん! たしか3台侍らせてるあ様がおられました・・・・