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いまや伴侶とも云えるエレクトロボイス社のジョージアン600・・・ 出逢いから今日まで、そのLCネットワークの経年(何しろ六十数年ですから)によると思われる左右特性のアンバランスをあれこれごまかしながら西天満、谷六、そしてここ住吉公園と愛で続けているわけですが・・・ここにきて年齢の所為か、ふと往時に焦がれた別のスピーカーシステムに気を惹かれるようなことがあったり・・・ そんな気分の中で我がジョージアンにもまだ手つかずの領域があったことに改めて思い至る・・・ LCネットワークから、マルチアンプシステムへ・・・ ジョージアン600が輿入れした当初、背面コネクターにはすでに内蔵ネットワークをスルーして、各スピーカーユニットのボイスコイルへと直結するターミナルが用意されていました。 やってきて先ず悩んだのは、このターミナルへの接続方法・・・結局、左から二つが全帯域入力、つまり内蔵ネットワークを経由した通常の接続端子。 次からのペアがそれぞれウーハー用、中域ドライバー用、高域ホーン用で、端子間をショートさせることで内蔵ネットワークにつながる仕組み。 搭載されたネットワークX336の回路図を睨みながらターミナルの位置を足らん頭絞ってなんとか解明まで辿り着いたのもいまは懐かしの昔語り・・・ そんなわけで、最初からマルチアンプで鳴らすことも考えなくはなく、ならばオール・オールドマッキンでと、MC30、MC40、MC60と都合6台を手元に置いて、結構本気モードになってはいたのですが、いまいちエンジンかからず、興味はデジタル・フォノイコや、当時はあんまり人のやらんかったDSDのネイティブ再生なんぞにシフトして、結局素人カフェ開業に至り、ムニャムニャに・・・ それでもNeumannアンプで鳴らし始めると、このアンプ6台でマルチ化をと、4台を予備的に買い集めたりもしておりました。 そうこう日を送るうちに、ようやっとマルチ化へと舵を取るモードに・・・ 先ずはクロスオーバーを如何にするか、というよりどのように切り分けるのか、フィルターのロジックは何を用いるのか、悩みどころは満載で俄べんきょうも覚束ないまま、アナログ、デジタルの2台が手元に揃うことに・・・ 機能的には敢えてこのご時勢にアナログ式を選択する余地はない・・・ 上段のdbx260にしてもフィルターははベッセル、バターワース、リンクウイッツライリー、次数も6dB/octから48dB/octまで自由自在、おまけにグライコ、パライコ、ノッチ、サブハーモニックシンセ、アナライザーとなんでもあり・・・ 下段のアナログ式は、もうそれは基本的なフィルター機能だけで、申し訳程度のリミッターや低域のディレイ補正、位相反転といったサービス機能は備わっていますが、加えてパラメトリックイコライザーあたりは別途用意することが必須・・・ ならばデジタルでとなれば話は早いのですが、最大の関門はボリューム・コントロール・・・ 現在のNeumannなんちゃってコンソールで音量をコントロールするとすれば。当然、クロスオーバーに前置することになるのですが、これはもうデジタルの常識でご法度! なにしろ通常の再生レベルでは、ジョージアン600の高能率もあって25から35dBは絞るのが当たり前ですから・・・ となればクロスオーバーに後置して6ch連動のバランス・ボリューム(それもギャングエラー無し!)が必要となって、「マルチ化はしたし、されぞ大袈裟化は避けたし」の条件はたちまち吹っ飛ぶ・・・ そんなわけでここはやっぱりアナログと、先ずはデジタル機でクロスポイントやレベルを探り、それをアナログ機に移し替えて多少でも時短努力。 アナログ・クロスオーバーは、ヴィンテージ扱いの著名機はおいといて、簡便に現行機から見繕う。 フィルターは当然リンクウイッツライリーで次数も今更12dBはなかろうと24dB。 4次(24dB)だと帯域位相差も0度(下で-180度、上で+180度)、リンクウイッツライリーではクロスポイントの減衰量は実数で-6dB(電圧比で1/2でえぇのかな?)合成特性はクロスポイントでフラット・・・ と構想(?!)がまとまったところで、パワーアンプの増設に取り掛かる・・・ 先に書いたように大袈裟化は御免被りたく、現在2chを実装しているユーロラックに追加で4chを増設します・・・ Neumann V473-Dが4台、V473-Cが2台。 各アンプとも正常に動くことを確認して、ラックに戻す・・・ クロスオーバーもラックのパラメトリックイコライザー下に収納・・・ この狭いさろん空間でも、左右6ch分となればスピーカーケーブルの総延長は96メートルとなりました・・・ 音出しはデジタル機でのシュミレーションもあって、あっさりと破綻なく鳴り始めて、聴き慣れたソフトで大雑把に、我が駄耳測定器でポイントとレベルを微調整・・・ ただ、このアナログ機、クロス周波数はボリュームで小さなパネル表示だけが頼りのいわば手探り状態! まあ目安でさしたる不便もないのですが厳密にはクロス周波数を入力して、出口にミリバル当てて1/2となる点を探ればいいだけのことですが・・・ その後パラメトリックイコライザーでクロスポイントあたりを弄ってまづは「きれい」に鳴ってくれていますが・・・ ・・・さぁ、あのお気に入りだった「濡れたような」感覚をどう呼び戻す?
by hikosan_y
| 2018-10-20 10:25
| hi-fi
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Comments(2)
こんにちは。
初めてコメント差し上げます。 アナログチャンデバからデジチャンに移行した際、DAC後段のマルチチャネルの音量調節に当方も四苦八苦いたしました。 現在は幸いにも適当な機器を調達できましたが、それ以前に使用していた10ch連動のボリューム(アッテネータ形式、ただし入出力はRCA)が引退して無聊を託っておりますので、もし挑戦されるようならお貸し出しすることも可能です。
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hikosan_y at 2018-11-14 17:17
ゴンザエモンさん、こちらこそはじめまして&ありがとうございます。
ゴンザエモンさんのブログはこのたびのJPLAY騒動(!?)に際して、おおいにお世話になりました。 スピーカーは半世紀以上も前の骨董品でなんともアバウトなマルチ化ですので、頼りないアナログ機で気楽にやっております。 拝見すると現用されているリレー式のアッテネーターは素晴らしい発想ですね。 お申し出いただいたご配慮につきましては前記のようなことですのでお気持ちのみ有り難く頂戴しておきます。 今後とも宜しくお願いいたします。
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