M下さんにメンテナンスをお願いしていたMC30が先週に帰ってきています。
まったくすばらしい・・・
M下さんからご教示いただいたアドバイスにしたがって初段とカソホロ段のRCA5751を虎の子のテレフンケン12AX7に換装、ハムレベルはスピーカー(ホーン)に耳を押し付けてもまったく感じられない、手元のMC60レベルにまで調整されている・・・・
見積もり時の検分内容といい、そのお仕事の完璧さと適切さと装置への愛情・・・どれをとっても感激以外にありません。
横須賀は某V○○○邸の圧倒的なコレクションのメンテナンスを殆ど一手引き受け状態で任されるだけの信頼をオーナーから寄せられるのも、まったく首肯できます。
そのよみがえったMC30ですが、MC60と較べて「しなやかさと高忠実度」にいささかの分があるように感じます。
MC60は、どこもわずかにMC60流にデフォルメというより強調すると感じます。
それがピアノ・ソロなどには一層のリアル感を増す方に働いてくれるのですが、これがボーカルになると歯擦音もわずかですが強調されたような、少しばかりの不自然さに感じられたりしますが、MC30ではそこらあたりをまことに見事に歌わせてくれます・・・
けれど、沈黙の雄大さと深さはMC60に及びません。
ハムレベルはどちらも完璧ですから、無音時は同じ感覚でええようなもんですが、これが違う・・・・・
というわけで、MC30とMC60、結局どちらも手元からよう離さんわけでして・・・
けど、MC40はもう如雨慈庵での役割は終えたかも。この4年間の活躍に深謝・・・
末尾ながら、M支配人の一日も早い快癒を祈念しております。はよ一緒にあほゆうて遊びまヒョ・・・