ES9028pro搭載機に交換したわけですが(I/V変換以降はもともとのOPアンプ=OPA1612からディスクリートアンプに変更しているのは前機と同様です)やっぱり音は変わります。
その変わり方ですが、音の骨格はそのままに、例えばストリングスのロングトーンのただよいかたと云うか音の背後にある気配といったものの見通しがより明瞭になる感じで、ちょっと旧機に比してそこがごく僅かに五月蝿いというイメージもありますが、9018Sの経験からこれからのエージングでここらあたりは良い方に馴染んでくるようにも思えます。
ある部分がスポイルされる、あるいはマスクされる状況よりははるかに好ましいわけで、これからの育ち具合が楽しみではあります。