Hi-Fi機器が思うように動き出してくれました。
この場所に持ち込んでかれこれ二週間、音そのものは持ち込んだ翌日から鳴るようにはなっていたのですが、「何かがちがう」感を払拭することができず思い悩むこと一入ならず・・・
もちろん、最大のファクターである「部屋」が変わったわけですから鳴りようもそれに応じて変化があるのは当然ですが、そういうことではなく「何かがちがう」・・・
アナログレコードではその「何かがちがう」感は気配を消すようで、デジタル音源に変えるとまた顔を突き出して悩ませてくれる・・・
結局のところ、原因らしいものはUSB-DDCからアップコンバーターくらいしかなく、DSD音源再生時にとくに顕著なようで、再生音の背後に恰も通奏音のごとく微かなノイズが乗る・・・音源の再生が終了しても、その通奏雑音(?)のみは消えずに残る・・・
デジタル系統はまったくのブラックボックスで、USB-DDCもアップコンバーターも自分でケーシングしたとはいえ、基板上のことは手の施しようはなく、とりあえず分解してコネクターの緩みう等をチェック。
再びもとに戻して、接続ケーブル(USB-DDCからアップコンバーターへはHDMIケーブル、アップコンバーターからDACへはLANケーブル)を入念にコネクティング・・・
アップコンバーターを開腹したついでに出力レートをDSD128からDSD256に変更してみる・・・・これは、アナログ系のアップコンバーターは別のものを使っていてこちらはDSD256で出力しており、結果は良好なので、デジタル系も合わせてみました。
で、鳴らしてみると・・・・「何かがちがう」感じは見事に消え失せ、ようやっとじょうじあんでの馴染みの音が帰ってきてくれた・・・
通奏雑音の原因は何だったのか、特定できたわけではないのですが、思い当たるふしのひとつふたつはあるので、それらの様子をみながら、さぁ、この新サロンでの音作りへ・・・