再スタートのじょうじあん・・・
最低限の準備を終えて鳴らし始めていますが「鳴った」というだけのこと、「部屋」というもっともベーシックな環境が様変わりしたわけで、ましてやスピーカーがモノラル時代の骨董品とくれば使いこなしもご破算からの再構築・・・左右をどの箱に割り振るかさえ大きなファクターでそのあたりのこもごもはこれからこれから・・・・
システム内容に大きな変化はないのですが、これまで数年間、足し算の感覚で積み重ねてきたものを、ちょびっと引き算・・・
まぁ、歳をとったということでしょうかねぇ・・・
それとDACチップ、一年前にES9018からES9028PROに変更したのですが、この機にとばかりES9038PRO(デュアルモノ仕様)に換えました。
これでようやく内蔵された片チャンネルあたり32個のDACエレメントのすべてを並列駆動で使い切ることができる・・・これは、なにより精神衛生上好ましく、もちろん電流容量が相当量増えるわけですからIVの負荷も大きく余裕が必要ですがここらあたりが鳴りっぷりにどんな付加価値を感じさせてくれるものか・・・
取り敢えずこのDACを、LANケーブルでのI2S接続で、DSD256モードで運用しています。
そんなじょうじあんシステムで、昨日聴いていただいたレコード・・・
昨年末の移転のどさくさに届いてゆっくり聴く間のなかったジョニー・キャッシュ「
Unearthed」のアナログボックス・・・
LP9枚のセットですが、ジャケットが昔日のSPアルバムを彷彿とさせる作り込みで、別冊のブックレットと合わせて素晴らしい出来栄えです。
思わずグランツの「The Jazz Scene」(30センチSP盤アルバムセット)を手に取った時の感激を思い出させてくれるそんなボックスです。
その「Unearthed」を生む云わば母体となったアメリカンレコーディングシリーズの6枚・・・