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「HQPlayer5 Desktop」を試用し始めたのが、昨年11月初め、その後アンリミテッド版に切り替えて専用PCを手当し正式(?)に再生システムの一端に加えたのが今年初め・・・ かれこれ四ヶ月を経過して概ねそのソフトの性格や運用にも慣れてきました。 あてがったPCの性能限界もあるので、そのすべての機能を試したわけではないのですが、現実的に我がさろん環境下で必要とされるこもごもは確認できたと思います。 常用のDACがやなさんの「ファイナルDSD原理基板」プラス「ファインメットトランス」という変わり種・・・P2Dは不可欠となるので、HQPlayer導入以前はroonのMUSEを、その以前は、これもやなさんの「DAI4基板(旭化成のAK4137MQによるSRC機能搭載)」を組み合わせていました。 AK4137によるハード(チップ)制御からPCによるソフト制御に舵を切ったわけですが、フィルターやモジュレーター等々、ほぼ無尽蔵とも云えるコンビネーションから「ファイナルDSD原理基板」に最適な解を選べる面白さはたまりません・・・ HQPlayerの開発元であるsignalyst社がリリースしている唯一のハードウエアにDSC-1と云う基板がありますが、これ自体が「DSD原理基板」のようで、そのことからもHQPlayerを「ファイナルDSD原理基板」にあてがうことはドンピシャの正解であるように思えます。 ここまでが直接DAC制御に関わる部分で、もうひとつの効能がルーム特性の制御。 HQPlayerに実装されたコンボリューション・エンジンに補正内容を反映したインパルス応答ファイル(RIFFコンテナ形式=WAV)を畳み込み演算することで部屋ぐるみの音響特性を補正しようとするもの。 これには、一にも二にも「正確な測定」が必須で、これですべてが決まる・・・ 測定ソフトはREW、マイクロフォンはminiDSPのUMIK-1ですが、何度も何度も試行錯誤を繰り返しつつ、どうにか再現性のある=普遍的なデータを取る勘を養う・・・ その測定データを使って、望みの特性にコントロールするのですが、ターゲットとするのは、HQPlater開発者である Jussi が roonコミュニティーで推奨したブリュエル・ケアー(B&K)社の「Optimum curve for HIFI」・・・ このカーブの出典を探したところ、B&Kの application notes で見つけることができました。 『関連ラウドスピーカーテスト 於 スタジオ 於 Hi-Fiディーラーのデモルーム 於 家庭など -1/3オクターブ、ピンク加重、ランダムノイズを使って』と題された、第47回 オーディオ技術協会コンベンション(’74-02 コペンハーゲン)でのペーパーです。 その4ページ目にありました。 このカーブをターゲットに補正ファイルを作成してお試しの真っ最中ですが、結果は上々で、よりアキュレート感が感じられる音になった・・・ような気がしています。 頼りない勘でディップの補正量を5dB以下にしていますが、両チャンネルともMF-HFのクロス付近に急峻なディップがあってそこだけはアナログPEQで足しています。 そんなこんなで、我がさろんでは HQPlayer はほんまもんのお宝ソフトというお惚気け談のひとくさり・・・でありました。 #
by hikosan_y
| 2024-02-27 15:03
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其の二百九十二夜 其の二百九十三夜 其の二百九十四夜 其の二百九十五夜 其の二百九十六夜 其の二百九十七夜 其の二百九十八夜 其の二百九十九夜 其の三百夜 其の三百一夜 其の三百二夜 其の三百三夜 其の三百四夜 其の三百五夜 其の三百六夜 roon の年間お布施献納の時期となりました。 HQPlayerとの連携を考慮すれば roon ほぼ一択ですから更新に躊躇後悔は毛頭ないのですが、円安だった頃が懐かしい・・・のは本音 #
by hikosan_y
| 2024-02-24 13:41
| hi-fi
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HQPlayerでのルーム補正ですが、前回はオーディオ・インターフェース経由によるオンライン測定データを使用しました。 これだとファイナルDSD原理DACはスルーされていて、ここを含めて測定するためにオフラインでの測定をやってみました。 REWのジェネレーターで必要な音源ファイルを作成、roon及びHQPlayer、Direttaを通してファイナルDSD原理DACで再生した音をREWに取り込んで、あとはオンライン測定と同様のプロセスで補正用のインパルス応答ファイルを作成します。 今回は前回より補正量をプラス方向にも振る形で試してみました。 出来上がった補正量のプラス側はグラフを見ながら手動による匙加減を加味して増加量が最大5dBに収まるようにコントロール・・・ HQPlayerのコンボリューション・エンジンに読み込ませさところ、「IR GAIN」は予測通りの値で、「Gain comp」を-5.5dBにセット・・・ 結果は・・・すこぶる良好! ジョージアン600の如き、かれこれ七十年は経ようかと云う骨董品に、デジタル補正もないなぁとは思いつつも、部屋ぐるみの補正で得られる気持ちよさ(!)には脱帽です。 HQPlayer・・・あんたはえらい! #
by hikosan_y
| 2024-02-22 17:17
| hi-fi
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ECM 251 ECM 252 ECM 253 ECM 254 ECM 255 ECM 256 ECM 257 ECM 258 ECM 259 ECM 260 ECM 261 ECM 262 ECM 263 ECM 264 ECM 265 #
by hikosan_y
| 2024-02-21 13:00
| hi-fi
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インパルス応答ファイルを畳み込み(コンボリューション)演算することでルーム特性を含めた周波数特性をコントロールする・・・ 実は十数年前にもコンボリューションによる特性コントロールに手を付けたことがあって、デジタル・フォノイコライザーに夢中になっていた頃、SSC-Xというオーディオ・マネジメント・ソフトを使っていました、 これはもう完全にフィルター演算ソフトで、フォノイコライザーからチャンネルデバイダー、ルーム特性補正までオールラウンドにこなしてくれる、かなりぶっとんだPCソフトでした。 当然のごとく測定システムも組み込まれていて、スイープ信号によるインパル応答も簡単に反映できる仕様でした。 ただデジタル・ファイル再生が中心になりつつあった私にはいまいち再生フォーマットの仕様がフィットせず、デジタル・フォノイコライザーに特化した形で使っていました。 昨年にHQPLAyerを導入した際は、DSD(Δ-Σ)モジュレーターの処理が一番の目的でしたが、そこに目処がついたいま、もうひとつの機能であるコンボリューション・エンジンに進むことに・・・ 現在はアナログ・パラメトリック・イコライザーであるATLのDCP-10(メイヤーCP-10のコントロール部分をデジタル化したもので圧倒的に使いやすし)で補正をしているのですが、ここをコンボリューション・エンジンに置き換える心積もり・・・ その大前提が「測定」・・・ これも十数年前に入手した安価な測定マイク(ECM-8000)が手元にあるのですが、安価なだけあって、測定マイクに不可欠な校正データはありません・・・ 折角やるならばと、イコライザーソフト(REW)が推奨するminiDSP UMIK-1を購入しました。 これはUSB IFマイクで、通常のコンデンサータイプと比べて、マイクプリやオーディオインターフェースの特性の影響を受けないこともメリットであると思われます。 校正ファイル(周波数特性と感度)はメーカーHP上でシリアル№を入力することでダウンロードできます。 使用する測定ソフトはこちら・・・ フリーウエアですが、オーディオのPC測定ではプロアマ問わずほぼ標準として使われているようです。 イコライジングに特化したものではこちらもあります。 それでは準備を調えて測ってみましょうて・・・ 事前にジェネレートしたWAVファイルによるオフライン測定もできますが、手元にあった古いM-AUDIOのオーディオI/F(fast track pro)を使ってオンラインで測ります。 結果は・・・ この裸特性から、用意したターゲットカーブ(補正後の理想カーブ)に即したインパルス応答ファイルを作成してWAVファイルで書き出し、それをHQPlayerのコンボリューション・エンジンに読み込ませます。 そこでターゲットカーブをどうするか、roon コミュニティーでのJussi Laako(HQPlayer開発者)のサジェッションは次のようなものです。 『一般的な推奨事項 私は通常、REWでEQフィルター・デザインを実行する前に1/12オクターブ・スムージングを使う。生成されるフィルターの見た目はそれほど悪くない。また、スムージングを使うと、通常サウンドが悪くなる高QのEQフィルターになる可能性が低くなる。 9 dBブーストを許可する場合、フィルターに生成される最大ブーストをチェックし、それに応じてHQPlayerでゲイン補正を設定する必要があることに注意する。そうすることで、例えば全体のレベルが9dB下がるが、音楽コンテンツにブーストピークに当たる周波数が含まれる場合にピーク・リミッターにかかるのを避けることができる。 もう一つのお勧めは、補正を1kHz以下だけにすること。しかし、過剰な最大ブースト(私は6dBの最大ブーストを推奨)でヌルポイントを埋めようとしない。 良いターゲットカーブを作ることが重要だ。20Hzから20kHzまで直線で、20kHz対20Hzで-6dBのドロップが良い出発点で、よく参照され、人気のあるものの1つは、B&Kのハウスカーブである』 ということで、B&Kの「Optimum curve for HIFI」に準拠したテキストファイルを作成・・・ それをREWに読み込ませてターゲットファイルとし、あとは諸条件を設定のうえマッチングしてインパルス応答モデルを作成します。 初めはセオリーと云われる「ピークは叩いてディップは放置」から・・・ 出来上がったモデルをHQPLayerのマニュアルに記載されたとおりのサンプリングレート=352.8KHzの拡張周波数応答コンボリューションフィルター(WAV形式)としてエクスポート。 そこいらあたりのHQPLayerマニュアルの要諦はこんな感じ・・・ 『コンボリューションエンジンは、インパルス応答をモノラルRIFF(WAV)形式のファイルにする必要があります。処理が不要なチャンネルや使用されていないチャンネルがある場合、ファイル名をクリアすると、そのチャンネルのコンボリューション・エンジンが無効になります。 あらゆるソース素材に最適な場合は、352.8kHzサンプリングレートの拡張周波数応答コンボリューションフィルターを使用する。このようなフィルタを使用する場合、Expand HFはすべてのケースで無効のままにしておくことができます。 例えば、一般的なRoom EO Wizardは、"Generic "イコライザーを設計した後、File - Export - Filters Impulse Response as WAVを選択することで、適切なインパルス応答をエクスポートすることができます。また、Room EQ Wizardの測定値を利用できるrePhaseのような高度なツールもあります。エキスパートユーザーは、オープンソースのPRCツールを使って、適切なフルバンド補正フィルターを設計することもできます。 』 あとは、再生するだけ・・・ 一聴した結果ではやっぱり想像していた通り低域のニュアンスに大きな変化が感じられます。 アウトプットするインパルス応答ファイルには多くの変数がありそのどこを変えても音は変化するのでここを端緒として相当遊べそうです。 ちなみにコンボリューション機能(其の処理をCPUではなくGPUに割り当てています)を作動させた結果、GPUの稼働率はPCM音源で平均2%程度、DSDで平均15%くらいでしょうか。 DSDの場合はおそらくインパルス応答ファイルのサンプリングレートである352.8KHzにデシメーションした上でイコライジングし、それを再度アップサンプリングしているのでしょうか、コンボリューション前後のニュアンスにわずかな変化が感じられます。 とここまでのことを仕上げるのに、HQPlayerやREWのマニュアルを訳出するのに大いなる時間を喰う・・・ 若かりし頃の不勉強の祟なりけり・・・ #
by hikosan_y
| 2024-02-19 09:00
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